「ウンチの本」改訂して増刷します！

昨年9月に『ウンチを出して「車いす」を脱ぐ』を自費出版しました。
おかげさまで、たくさんの方々に関心を持っていただき、
200冊をほぼ売り切りました！

何より嬉しかったのは、自費出版なので、
お一人お一人に手渡しができたこと。

もちろん、遠方の方々が大半なので郵送が多いわけですが、
手作業で1冊1冊ずつ準備していく中で、
自分の書いた文章が、他の誰かに渡っていくことが
いかに貴重で、ありがたいことかを肌で実感することができました。

その中で、10代からこれまでの人生の中で出会ってきた方々に
久しぶりにご連絡をいただき、過去の経験も含めて、
培ってきたものが、当時と比べて、色が濃くなったような気がしています。

正直、自分の内なる気持ちを言葉にするのって、本当に、難しいですね。

私は、いつも、書き初めにストレスを感じます。
「めんどくさ〜い」「いい文章が書けるかな？」
「何も書けなかったらどうしよう」などなど。

いつも、そんな私を「どんくさいな〜」と思っていたのですが、
今、このブログを書いていて気がついたのは、
最初に放つ言葉を大切にしたいのだなということ。

心配の裏には、「本当は、こうしたい」ことがあっても
そこに追いつけない自分とのギャップに耐えられない
という気持ちがあるからなのかもしれません。

でも、一歩、はじめてしまえば、未来の自分とのギャップを少しずつ埋めるだけ。

というか、自然に埋まってくるのだなと思います。

少しずつ進むことでしか、心配はなくならないのだ、とも思います。

 

前段が長くなりましたが、「ウンチの本」を増刷することを決めました。
今回もさらに200冊、増刷いたします〜。

少し前回と違うのは、
ふりがなを多くしたのと、文字を大きくしたこと。

本当は全てにふりがなを振ることがベストなんですが、
時間と紙面の関係で、難しい漢字を優先にしました。

今回はA5サイズで、ページ数を少なめにしなくてはならなかったのですが、
文字を少しでも大きくしてみました。

少しでもより多くの方に読みやすいものを。

黒柳徹子さんがご自身の本に、
ふりがなを振るのを意識されているのを聞いて、
私もできるだけそこを目指していこうと思ったのです。

 

新しく生まれてくる「ウンチの本」も、
それぞれの方に届きますように。

 

今後ともよろしくお願いいたします。