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離れていく人間関係は、新しいステージを呼ぶ

最近、気持ちが沈んでいた。なぜなら、ヘルパーさんが今年度で5名くらい、私のケアのシフトから離れていくからである。すでに辞めていった方もいる、これから辞めていく方もいる。このブログはヘルパーさんも見ているので、それについて書くかどうか考えていたが、ヘルパーさんの体制の変化は、私の一生涯の人生で避けられないことの一つである。

車いすユーザーでヘルパーを利用している友人とLINEをしていたら、「毎日毎日、ヘルパーを観察して、同じことを何百回と言って、月に利用できる限られた時間数を計算して…それを永遠と繰り返す日々だよね。」と話していた。全く私もその通りで、いつまでこの生活を続けられるのか、正直わからない。だからこそ、今の幸せな生活を満喫して、今できることはやったほうがいいのである。友人の言葉に勇気をもらった。

色々な事情で辞めていく人はいるが、「これを自分はしたいから、この時間に当てたい。」とはっきり言ってもらったほうが、私も応援したくなる。どちらにしても、永遠に一緒にいるわけではないのだから、どちらかの生活が変わったときは、お別れのタイミングなのである。

これからヘルパーになってくれそうな方との面接や、ケアの方法を教える研修をしなくてはならない。後ろ髪を引かれている時間は5分くらいあればいい。あとは次のことを考えていったり、相談していったりして、時間は無駄にできないのだ。

こんな大変な状況でも、心は落ち着いていられる。それは、「応援してくださる方がいる」からだ。だから、ブログを続けられるし、michiラジオも、むしろ加速してアップしている。

自分を取り巻く人が変わることで、また次のステージに向かっているのかもしれない。そういう風は吹いている。それか、次のステージに行っているから、人の流れが変わっていたのかもしれない。どちらでもok。

そう思うと、離れていく人間がいたとしても、むしろ楽しみな気持ちになっていく。もちろん、それは30歳後半にもなれば、経験値によって精神力がついてくるからなのかもしれない。

先輩に学び、友人と励まし合い、そして自分を自分で信じる。

なにごとも経験。

離れていく人や物を怖がらずに、新しい風を感じよう。

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