本・映画・作品の感動

ネガティブ思考に気づくだけで大成功

ネガティブにならないように!と思っていても、いつもネガティブ思考に戻ってしまうのは、私だけでしょうか。

先日、マインドフルネスについて研究している藤井英雄先生の話を聴いてから、ネガティブ思考にならないように!と思うのは自然なことなんだ!と思うと、なんだか心が普通の状態になりました。

藤井先生によると、そもそも、「ネガティブにならないように、ならないように」と考えている時点で、ネガティブ思考を引き寄せていると考えられています。引き寄せの法則によって「転ぶな、と言われたら、足元が緊張して転んでしまう」のと同じような現象が起こりやすいと言えるそうです。逆に、「笑う門には福来る」というように、笑顔でいる人の周りは笑顔の人が多く、良いことさえも飛び込んでくるって言われていますよね。

そっか〜、でも、ネガティブになった時はどうすれば良いのだ?、と思います。

今まできちんと意味を理解していなかったことがあります。

ポジティブ思考は
「良い方向に頑張って考えること」

マインドフルネスは
「ネガティブ思考も、ポジティブ思考も持っている自分のことに気がつくこと」

なのだそうです。

そのためには、

  • 自分の気持ちの良い部分(ポジティブに、楽観的に、創造的に考える思考)、悪い部分(ネガティブに、感情的に、突発的に、限定的に考える思考)の両方を意識してみる
  • 瞑想や禅を通じて、外の刺激を遠ざけ、気持ちを空にして、自分の内側に意識を向ける
  • ネガティブな感情が起こってしまった時に、ハッと我に返ったら、忘れないように次の行動に移ってみる

という方法があるのだと学びました。

これは、もう、バッティングのように、何度もやって打率を増やすしかないと。

すぐにポジティブ思考になれる方法はないのかなと探したいところですが、どんな本を読んでも、その作業を自分で使いこなさないと確かに身にはならないですね。

でも、先生のこの一言で救われました。

「ネガティブ思考を客観視した瞬間、それを手放しているのです。」

そっか、「ハッ、私は、今、イライラして怒っている!」と一瞬でも気づいたら、あとは、コップの水をぐいぐい飲んで一息つけますね。

ネガティブ感情に気づいたら、すぐ!、何か行動。

それ以上にネガティブになったり、自分や相手を傷つけないように。

心や頭がしめつけられるような感情が顔を出したら、
皆さんは、何をしますか?

「今、ここに集中する」ためには、マインドフルネスという考え方を一つの道具にしてもいいかもしれませんね。

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