生きる

他人の採点≠自分の採点

実は、新しい仕事に就いて、半年が経ちました。
民間企業の事務員をしています。
自分でトイレに行くことができないため、会社の方に介助をお願いする一方、
自分でできる仕事は責任をもってすることを心がけています。
私の仕事は、もっぱら数字の入力作業。
単純なようで、実は間違えやすく、意識しだいで飽きてしまう作業です。
前は、仕事に対する意識が薄れて、上司に怒られたことがありました。
その時の私は、自分なりに頑張っていたつもりでしたので、
怒られたときはとてもショックを受けました。
「自分なりに頑張っていた」そもそも、それがいけなかったのだと気づき、
どんな仕事でも、間違ってしまえば大変な作業であることを意識して、
今の与えられた仕事を確実にやっていこうと思いました。
今でも、間違ってしまったり、上司の言っていることを少し違って理解することも
ありますが、それは自信を失わない程度に反省をし、今の仕事ぶりをキープしています。
今では、自分はまだまだだなと思いながら日々やっていますが、
上司から嬉しいお言葉をいただきました。
「michinoboさんは、できないことはできないけれど、
できることをしっかりやっているよ。」
その話を他の従業員の方にしていたため、それがすごくうれしかったです。
自分ではいいと思っても、相手はよくないと思っている場合もあるし、
自分ではよくないと思っていても、相手は良いと思っている場合もある。
ひとりよがりの仕事ではダメだということを改めて考えなくてはいけませんね。

POSTED COMMENT

  1. コンピラ より:

     こんにちは。こちらのブログは以前から拝見させてもらっていましたが、コメント投稿するのは初めてです。
     いきなりで申し訳ありませんが、質問があります。
    「会社の方にトイレ介助を手伝ってもらっている」と書かれてますが、民間企業でトイレ介助までしてくれるところがあるのですか?
     私も重度身体障害者で就職活動中です。私も就労の際はトイレ介助について配慮して頂きたいと思っておりますが、「トイレ介助」なんて可能なのでしょうか?
     失礼ながら現在勤務されている会社へ入社されるにあたって、トイレ介助についてどのように会社側に説明されたのですか?

  2. michinobo より:

    ご質問ありがとうございます。
    トイレ介助については、一番の難関だと思います。
    当然ですが、企業の方々は自分の仕事があり、トイレ介助までできる余裕がないと言っても大げさではありません。
    従業員は障害者の介助のために雇われているのではなく、企業の経済活動を営むために雇用主と契約しているので、個人の身辺介助にあてるという発想は持ちにくいのが現状です。
    「民間企業でトイレ介助までしてくれるところがあるのですか」というご質問に対しては、イエスだと思います。
    色々な企業にあたってみなければ、介助を受け入れてくれる企業とは出会いませんが、あきらめなければ出会えると思います。
    ただ、介助をやってくれるかどうかが先に来ては、なかなか難しいです。
    雇いたいと思ってもらえるような意欲、経験が伝わらないと難しいです。
    雇いたいと認めてもらって初めて、介助をどうするかを考えるのが自然です。
    会社には、できるだけ危険の少ない介助方法を考えて、それを伝えました。
    また障害者雇用納付金制度には、職場介助者の配置を助成金を使って行えます。(申請が通らなければならない)
    就職活動は、ひとりで行うのではなく、ハローワークに何度も通って理解してもらい味方に付けることが重要です。

  3. michinobo より:

    偉そうなことを言いましたが、
    仕事に失敗してしまう私でも、雇ってくださる会社に感謝しているところです。
    本当に簡単なことではありませんが、あきらめないでください。

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