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人の手を借りる勇気

先日、職場に一人の女性が訪ねてくださった。
講演会で私の話を聞いて関心を持ってくださった。
「行政と戦うよりも、
身近な人に『障害者も生きる』ということを
自然に伝えていきたい」
という言葉に共感を抱いてくださった。
もちろん、
訴えていくことは不可欠。
身をもって感じている。
でも、
私の生きるカタチは、
まさしく草の根的なスタイルにしたいのです。
その女性に「人の手を借りる」には
勇気が必要だと改めて考えさせてくれました。
私のように、
介助がないと絶対的に疲弊してしまう場合、
介助が入ることに嫌でも受け入れて
ポジティブな方向へと考えるようにする。
けれど、
障害があっても頑張れば歩ける、
頑張れば洗濯だって入浴もできる…となると、
障害が軽くて良かったね、では片付けられない。
人より何倍も体を酷使しているし、
できる人だと思われてしまうし、
自分自身もできるものだと思う。
でも、日々の蓄積で体を痛めてしまう。
この生活はずっと続けられないと半分わかっているけれど、
人が入るとわずらわしい。
私も実は器用なので、
調理もできるのですが、
それを頑張ってしまうと
日々使っている首や肩が疲弊してしまう。
なので、ヘルパーさんを使うことは、
長く生活していくためと考えています。
先日再びその女性に会ったとき、
家族もそのことを受け入れ始めたと
喜ばれていました。
その女性は元から前に進むエネルギーを
持っていると思います。
行動が早くて見習いたいと思ったくらいです。
もちろん、誰でも!!
エネルギーがあると思っています。
そのような姿を見られて嬉しかったです。

POSTED COMMENT

  1. ひろゆき? より:

    おはようございます。早く、身障者と、健常者の区別が無い、社会が、来ると良いですよねぇ~???まあ今は、まだまだ?だけど、何時かは、身障者枠もなくなって?健常者と身障者の区別無く、就職とかが、当たり前の社会が来る迄は?当事者が、声をあげ続けて行かないと?駄目なんでしょうか???今、通ってる、施設にも最近は、精神や知的の?身障者も居ますけど、まだまだ?自分自身の障害を受け入れて無いから???対応とかで、戸惑ったり、イラっとする事も?有りますが、概ね?平和に?過ごせてますけどねぇ~??????

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