今日は、大通付近のビジネスホテルにお邪魔し、
バリアフリーにしていくためのアドバイザーとして視察をさせていただきました。
代表取締役の方含めて3人の責任者の方と一緒に、
共用トイレ、大浴場、部屋をチェック。
バリアフリーというとすべて改装工事をするイメージですが、
そこまでしなくてもできることがかなりあります。
浴室にはシャワーチェアや滑り止めマットがあるだけで
介助がしやすくなります。
脱衣室には、横長のベンチを置くことで座って休むこともできるし、
寝て着替えることもできます。
部屋は、ベッドなどの配置を変えるだけで、車いすも通りやすくなるし、
電気やクーラーなどのリモコンがあれば、ベッドにいるままで調整ができます。
トイレは手すりがあれば、立ち上がりも楽ですし、
二つのトイレスペースを一つにするだけで広いトイレにできます。
車いす目線でのアドバイスですが、高齢者や足を怪我している方も
楽なのではないでしょうか。
何より、改善しようと動いてくださるホテルスタッフの方の気持ちが大事です。
今度は許可をいただいて、今回のホテルも実名でご紹介したいですね。
ホテルのバリアフリーアドバイザー体験

こんにちは。
バリアフリーに関しては本当に仰る通りだと思います。
ついついバリアフリーというと改装しないといけない、
大規模なコストが掛かるということが先行しますが、お互いにアイデアをだすことで案外容易に解決することができることは多々ありますよね。
健常者もすぐに思い込みですぐに「できない。難しい」と考えるのではなく、まずどうしたらいいかを考えたり聞いたりする姿勢が大事だと思います。もちろん障害者も「こうしたらできます。こうしたらもっと良くなります」などアイデアを出していくことも大切です。
どんな問題もそうですが、お互いに向き合う姿勢が大切ですよね。私も求めるだけではなく、自分ができることは何かを考えて向き合う姿勢を示していきたいと思います。
できるところから少しずつという感じですね。
10をやれないから、まったくやらないよりは、
2をやれるのであれば、確実に2をやったほうがいいという感じです。
お互いに話し合いながら進められるといいです。
今回、身を持ってわかりました。
改修の費用を安くする方法の一つに、助成金の申請があります。
東京都は観光振興施策の一つとして行っているようです。
http://www.gotokyo.org/jp/administration/h25/20130912.html