ヘルパー

アフリカから来たヘルパーさん

今日は朝から、昨日のお弁当の残りの大きなザンギを食べた。
以前に、どこかの歌手がレコーディングする前に脂ののったお肉を食べると
聞いたことがあったのを思い出しながら、ほおばっていた。
今日は朝から、夕飯の材料を買いに買い物へ。
はるばる友人が来ることになり、自分で作ってみようと意気込んでいる。
今日は朝から、調子がいい。
札幌の運動会の日。珍しくも今日は晴れていた。
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この前の冬から、ヘルパーとしてアフリカ人の女性が働き始めている。
留学のためのザンビアから来た20代前半のJさん。
札幌市の独自事業である、パーソナルアシスタンス制度を利用しているため
無資格者でもヘルパーとして雇うことができるので、そういった出会いも実現できる。
チャンスが巡った時に、最初は断ろうと思っていた。
なぜなら、英語を話す自信がなかったからだ。
でも、英語が話せるほかのヘルパーさんに背中を押してもらい、トライしてみることに。
それから約半年。他のヘルパーさん(英語が話せる)もついて行う研修が、
当初は半年くらいかかると思いきや、1か月で大丈夫だと思った。
英語によるコミュニケーションは完ぺきではないけれど、
後は二人で関係をつくっていこうと思った。
Jさんは、若くて介助の経験がないのに、
障害者の自立生活の中のヘルパーとしての役割意識が高い方だ。
一つは、私を尊重してくださること。
ヘルパーに来てもらう時間はあらかじめ決めたり、日によって少し変更したりする。
その時にいつも「何時から来られますか?」と相手の都合を聞く癖があった。
普通の質問のように思えるが、相手の都合に合わせる癖が十何年としみついている。
ビジネスで相手の都合を聞く時には、自然な意味なのだが、
今回は、私のヒストリーが含んだ言葉だった。それは、遠慮。
Jさんは、私が質問するとかならず、「あなたの希望は何ですか。」と聞いてくださる。
聞いた上でできるかできないかを、はっきり言ってくださる。
もう一つは、私を信頼してくださっていること。
ヘルパーのメンバーが集まるミーティングの、トイレ介助の方法の話の時に、
ヘルパーの体格は人それぞれのため、悩みが違うことがわかった。
やり方だけであれば教え合えばいいのだが、
「のぼさんの身体が痛くないか心配…」という相手があっての心配事もある。
私が大丈夫ですと言っても、それでも心配で躊躇したまま介助してしまう場合もあるが、
Jさんは「彼女を信頼して介助をすればいいのです。」とみんなの前で話してくれた。
どの言葉も、さらっと言ってくれるので、私はとても感動した。
国籍や言語が違っても、ヘルパーとして働いてくれる人がいることがわかり、
私の世界は広がった。
少しずつ雑談もできるようになったが、8月で帰国してしまう。
とってもさみしい。
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残りの2ヶ月ちょっとを楽しもう。

POSTED COMMENT

  1. かなっぺ より:

    のぼさん、こんにちは。
    国を超えた交流、素敵ですね!
    受け入れたのぼさんも、介助に入ってくれたJさんも、どちらも勇気と優しさがいっぱいだと思います(*´∀`*)
    大変なことも多いぶん、このような素敵な出会いもあるんですね♪
    【遠慮】の部分、まさに私が今度のぼさんにお話を聞いてもらいたいなーって思っていたことで!
    いつか会った時に、ゆっくりお話できたらなぁ…と◎

  2. のぼ より:

    かなっぺさん
    コメント有難うございます☆
    これまで色々なヘルパーさんと出会ってきましたが、今までにない初めての経験です☆
    続けていれば、大変なことがあっても、それを上回る良い出会いが待っていますよ。
    今度いつでも誘ってくださいね~
    お茶会しましょ~

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