何か新しいことをしたい時に変えたくなる、何かむしゃくしゃしたい時にリセットしたくなることはありませんか?私はそんな時、髪型を変えるようにしています。
新しく美容室を見つけようとすると、一苦労します。居心地の良くないところや、相性の悪い美容師さんがいたら嫌だな〜、せっかくお金出して切ってもらうのに…とインターネットで探しながら、行ってもいないのに残念な想像をしたこともあります。
私は、美容室の椅子に座っていられないので、車椅子のまま髪を切ってくださるところや、シャンプー台に上るのに手伝ってくださるところを探します。たとえ、介助者がついていても、シャンプー台が高すぎて介助しづらいこともあるので、美容師さんに足だけ持ってもらっています。時々、介助者をうまくシフトに入れられない時があります。カットやカラーをすると3時間くらいかかるので移動も含めると、4時間以上必要です。もし、介助者をつけられない場合は、美容室で二人の方に体の上下を持っていただいて、運んでもらうこともあります。少し大変かもしれませんが、そこの場所だけでも介助をしてくださることで、柔軟に外出ができるのです。

誰もがそうですが、特に、日常生活に介助や配慮が必要な方は、行きつけの美容室と専属の美容師を見つけることはオススメです。私が通っているサロンのASAKOさんは、10年くらいのお付き合いでしょうか。たまたま行った美容室で出会いました。もともと車椅子の人のカットもやったことがあるそうで、普通にフラットに話せる方です。
カットを始める前に、膝の上に、肘や本を置いた休めるように、ちょうどいい大きさのクッションを置いてくださいます。車椅子をすっぽり包めるカバーを巻き、カバーの袖から腕を通してもらったら、雑誌を見ながらリラックスモードです。
シャンプーする時は、私がシャンプー椅子に移ることで、バランスをとりにくくなるので、クッションを体と椅子の間に入れてくださいます。膝の裏にもクッションを入れて、小さい体が大きいシャンプー椅子にうまくハマるように、セッティング。何年も経つと、手際が良い。気持ちが良い。
カットの仕方も、私が日常生活で、複数の介助者に入ってもらっていることを知っているので、誰にでも扱いやすいようにしてくれます。時々、「ドライヤーは横から当てないと、髪が平らになっちゃうから気をつけて。」とアドバイスもされます。
髪型を変えると気分もリフレッシュ。
さて、明日からは、東京に行ってきます。
ちょっとした旅へ。
では、また。