関西に来てから2回目がやってきます。去年は6月頃に、ヘルパーさんたちが梅シロップを作っていると聞いて、私も梅を買ってシロップを作りたいと思っていたら、すぐに梅が売り切れてシーズンが終わってしまいました。来年はやりたい!と意気込んでいたのに、またヘルパーさんに聞くまではすっかり忘れていたんですよね…。だから、今回は、その話を聞いてすぐに梅を買いに行って、ついでに氷砂糖も買ってきました。

いつも思うのですが、周りにいる方からの影響って大きいなって思います。特に、私は関西に来てまだ年数が浅いので、いろいろなことを教えてもらいます。その季節でしか出回らないものもたくさんあって、4月から5月前半までの「ねぎ坊主」を初めて知りました。

うちの近所にも植えてあって、「あれは何ですか。」とヘルパーさんに聞いて知ったんです。しかも、「天ぷらにしたらおいしいよ。」と聞いて、絶対食べたいと思ったら、今年は、ねぎ坊主を逃しました。来年は、ねぎ坊主を食べることが目標です。
冬を迎える頃は、冬瓜(とうがん)が出回ります。ひき肉と一緒にあんかけにすると、とても体が温まります。


とうがんのそぼろあん。
これを食べたとき、「そぼろあんかけ」定食屋さんでも開こうと本気で思ったくらい、おいしかったです。ちなみに、「煮る」ことを「炊く」と、こちらでは言います。関西に来て初めて知りました。
その季節でしかできないことが、こんなにあるんだ!と驚かされました。周りにいるヘルパーさんが季節のもので食事を作っていたり、作っていなくても関心があったりする方が多いので、関西に来てからも、そういうことが楽しめて、けっこう幸せです。
悲しいことに、ヘルパー事業所さんによっては、そこに理解があまりない方もいます。もし、自分が幸せだと思うようなことができなかったときは、周りにいる人をできれば変えたほうがいいです。
だって、人生は一度きりなんだから。その季節、その季節にしかできないことがあるように、その年齢、その年齢でしかできないこともあると、私は思いながら過ごしているところです。