片付けが進んで、どんどん服が減っていくと「そろそろ、新しい服を買ってもいいかな〜」と気を許してしまうことは、一度や二度あると思う。私は、服を捨てたり、色々なところに寄付したりする作業を何回かやって、ようやく一つの引き出しに収まるようになった。これまでは、他の引き出し(押入れの奥ゆきのサイズの大きい引き出し2つ、写真のサイズの他の引き出し1つ、クローゼットのハンガー)にびっちり入っていた。

夏と冬物合わせて、写真の服を数えたら23着!その結果、実は、冬物の服が3着しかなかった(厳しい冬の北海道なのに、夏服が多い(笑))。この服の量でやっていけるのか?と心配になったが、意外とそうでもなかった。中にシャツは着ているし、冬は上にジャンバーを重ねているので、冬服は意外と汚れないのではないかと信じ、毎回洗濯はしていない。そのおかげで、着回しがうまくいって、数の少なさを気にしなくて済んでいる。
この間、とてつもなく便利なことを発見したので、伝えたくて仕方がない。私は、カーディガンをこよなく愛していて、夏はシンプルな半袖に合わせて、冬はさらに防寒するための必須アイテムとして使ってきた。これまで、カーディガンは重ねて着る物だと思い込んでいたが、なんと、一つの服として着ることができる!と気がついた。ボタンをほとんど閉めると、首元がすっきりした服へと変化する。
そのように考えてからは、カーディガンをクローゼットのハンガーにかけていた状態から、引き出しへ畳んでしまうことにした。すると、カラフルな服として加わり、「そろそろ新しい服を買っていいかな〜」という迷いは、一気に吹き飛んだのである。
からし色のカーディガンは、袖の裏が破れていたので、糸で縫ってもらい補修して復活させた。からし色の服が一つ増えたので、私の定番カラーはきっとからし色になると思う。
服は買わなくても、持っている服で代用できるのである。
1年分の服が嬉しそうに並んでいる気がする。