つぶやき

大阪旅行〜しがらみのない「旅」をしよう

ご報告が遅くなったが、9月に大阪・京都へ旅行に行ってきた。東京にも一緒に行ってくださったPAの篠田さんと4泊5日の旅をした。私の電動車いすがコンテナに入れられているところを飛行機の窓から激写した。

大阪に最後に行ったのは高校生。大人になってから初めての大阪・京都の旅だ。近い将来は移住をしたいと考えている地域の一つで、今回の旅はその視察でもあった。私にとって、大阪の人々の言葉やイントネーションの違いは新鮮だった。食べ物も違うし、街の雰囲気も違う。

きつねうどん一つとっても、出汁は白だしであっさりしているように見えるが、しっかりした味で、油揚げ自体も煮込んであった。病みつきになって2、3回はうどんを食べた。スーパーライフで、ヒガシマルのうどん出汁スープを自分のお土産にした。粉物のたこ焼きやお好み焼きも美味。地元の人は、異なるソースを最低4種類は常備しているという。スーパーに韓国料理の食材が売っていたのも、大阪ならではだろうか。

鶴橋の駅のそばにあるコリアンタウンを歩き、屋台のキムチを味見しながら、歩いた先にはローカルな韓国料理のお店を見つけた。ボランティアで付き添ってくださったNatsukoさんと濃い週末を過ごした。本場の韓国料理にかなり感動した。屋台には豚足が飾ってあったりと、コリアンタウンならではの雰囲気を醸し出していた。

大阪城にも行っておこう。大阪城の最寄りの駅は、大阪環状線の大阪公園駅か森ノ宮駅で、ほぼ二つの駅の中間にあるが、森ノ宮駅から北上していくことをお勧めする。大阪公園駅から歩いてしまうと、地獄のような坂道で車いすでは大変だった。実は、2回も足を運んだのだが、1回目は着いた途端、大阪城の内覧時間が終わってしまったので、リベンジしたのだ。1回目の登り道で、外国人の男性が車いすを押してくれて助かった。2回目は、篠田さんと、兵庫県の事業所のヘルパーさんとの外出だった。関西のヘルパーさんは、どの人もパワフルで押しが強い。「次に大阪城への外出頼まれたら、私は断ることにするわ!あはは」と言いながら、最後まで付き合ってくださった。

一番感動したのは、国立民族学博物館。そこの敷地には「太陽の塔」があって、思わず記念撮影をした。限られた時間で、特別展「驚異と怪異〜想像界の生き物たち」に目が釘付けになった。悔しいけれど、北海道ではなかなか見られない。今度は常設展示を見たい。

これまでただの旅行をしたことがなく、研修や試験のついでに少ない時間で美味しい食べ物を食べに行くことしかできなかった。今回は、そういう意味で、しがらみのない旅ができた。宿泊場所は、Airbnbで車いすで入られるキッチン付きの部屋を探した。すると、シャワーチェアがあるところを見つけた。車いすで快適に過ごすことのできる宿は、そんなに多くない。ありがたかった。

次回以降で、さらに旅の様子をお伝えしたい。

 

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