ご家族・すべての方へ

障害がある子どもたちへ(北海道手稲養護学校様)

ずっと前からやりたいと思っていた、養護学校での講演が実現できました。
私も養護学校の出身で、自分のことに自信が持てず後ろ向きな性格でした。
「夢を持っても叶うはずはない…」
いつしか自分は施設生活をするのではないか…と人生を諦めていました。
そんな時に、もし目の前で、
自分らしい生き生きとした姿をした同じような障がいの人がいたら、
きっと将来が明るく見えるかもしれません。
そんな思いを胸に、先生方の希望も重なって
講演をさせていただきました。

テーマは「自分を見つめて」
小学生のころの私、中学生のころの私、高校生のころの私。
立つことも歩くこともできない私は、人に助けてもらうことが多い。
自分も役に立ちたい…だけど、「できないこと」だらけ。

周りの大人は、たくさん心配してくれたし、助けてもくれたけども、
「障がいがあっても、いろいろ挑戦して、失敗して、自分で人生を作っていくことが
できる」なんて教えてくれなかった。

後ろ向きな思いが募るばかり。

でも、実は、希望や夢を持っている!!
ほんとはたくさん、湧き出るほど思いがある。
養護学校では、周りの大人の言われるままになっていましたが、
社会に出ると、本当は果敢に挑戦したり、失敗したり、考えたりして
自分の出来ること、やりたいことを探していく力が必要だと
いうことがわかりました。
大学では、ボランティアを募りながら学生生活を送り、
ヘルパーさんを活用してひとり暮らしを始めました。
他人に手助けをお願いする難しさも学びましたが、
そこで出会った人も、私といて楽しかった、学んだという思いを持ってくれました。
昔は思いもしなかった、自分の障がいを語ることで、
誰かが救われる、学べる講演活動もさせていただいています。
現在は、民間会社の事務員をさせていただき、
障がいがあっても働くことができることを少しずつお話できそうです。

どんな夢を持っていますか?
最後に生徒さんに問いかけました。
「○○になりたい!」
マイクで話す生徒さんの顔がやっぱり輝いていました。
「私も働きたい」という生徒さんの自信はないけど希望を持っている
何とも言えない表情。
私は「あきらめなければ働けるよ」
生徒さん「ほんとに!?」と私に目を合わせてくれました。

小学校1年生から中学生、高校生の方、先生、親御さん含め、
50人以上の方々に聞いていただきました!!!
私の話のあとは、生徒さんのお母様の歌で盛り上がりました☆
西野カナのHappySong。
「うつむいてばっかりじゃ、その笑顔がもったいないよ!」
最後は、「握手してください!」「写真撮っていいですか?」のリクエスト。
芸能人になった気分です笑
みなさま、本当にありがとうございました!!

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