あいうえおエッセイ

わぁぁあ!とさけぶ、心をゼロに。

わけがわからん。なにもかも。
投げ出す勇気がないけれど、投げ出したい。
しょっちゅうじゃないけれど、たまにそんなときもある。

毎日、なにげなく暮らしている。
朝起きて、トイレして、顔洗い……時間はいつものように流れる。
毎日があっという間に過ぎていくんだけど、
そうじゃない気もする。
いつもの流れが止まってしまったり、あらぬ方向に行ったり、
ときどき、意識を向けないといけなくなる。
それは、生きているかぎり起こりうる。

自分で流れを戻したり、
新しい流れが自分にとってよさそうだったら、身を任せたり。
だれかに勝手に手をぐいっと引っ張られて、持っていかれるんじゃなくて、
自分の足で歩いて、方向を決めているのならいい。

だけど、たまに、外の力が強すぎて、
知らないうちに変なところに行っちゃって、
心が乱れてしまうことがある。

そんなときは、

わぁぁあ!とさけぼうじゃないか。

きっと、心がゼロになるから。

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