つぶやき

図書館の本でよきせぬ出会い

ここ1ヶ月ほど、またまた考えごとゾーンに入っていて、ブログの更新が止まっていました。最近、目まぐるしく、世の中の変化が見えたり、戦争などの危機をもっと自覚しないといけないと考えたりと、私たちが生きているこの世界の状況は変わってきていると思います。この状況の中で、自分は何もできていないと無力感を感じると同時に、今、目の前の状況や人といい関係を築くことをやっていくしかないと前に進む理由を探しているところです。

自分とは全く関係ない人とのつながりを感じることは、簡単なことではありません。例えは、本当にごく普通のことなんですが、図書館で借りた本の中に、違う人の貸し出しカードが挟まっていることに気がついたときのことです。同じ本を借りた人が、そのときにどんな本を一緒に借りていたのかが、貸し出しカードでわかるのですが、それだけでなんだか嬉しくなりました。同じ本を手に取った人がどんな本に興味を持ったのかを、ふとした瞬間に知ること。自分とは全然違う時間に図書館に来て、違うところに帰っていった人との接点が見えたとき、「他者とのつながり」を感じられるのだということに気づきました。

「私の場所」じゃないところにいる人たちの存在を感じたとき、自分が見えている世界以上の世界があることを改めて感じることができるのだと思います。

ちっぽけな気づきかもしれませんが、大きな衝撃でした。

 

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