あいうえおエッセイ

曲がりくねった道と、まっすぐな道

曲がりくねった道とまっすぐな道があったら、どちらに行くだろうか。

私は、どちらも怖い、と思う。
曲がりくねった道は、次に曲がったときに、
どんなものや人にぶつかるかわからなくて、怖い。
まっすぐな道は、向こうからやってきたものがすぐに見えるから、
まだ遠くに見えるうちから怖くなってしまう。

でも、どちらもワクワクする。
曲がりくねった道は、次の角を曲がったら、
どんなことが起きるだろうと予想がつくようなつかないようなスリルがある。
まっすぐな道は、遠くにかすかに見える景色を想像しながら、
近づくまでにどんな準備をしようかしまいか考えるので、
それはそれでワクワクする。

何が違うかと言われたら、
曲がりくねった道は、曲がった分、
すこし長いので体力が必要だし、
まっすぐな道は、ずっとまっすぐに進むので、
いつまでもまっすぐ進むことに不安を持たない心の強さが必要だ。

他の人から見れば、また違った感想を持つだろう。
これが今の私の見え方だ。みなさんはどうだろうか。

 

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