タイ・イタリア

一人でイタリアの飛行機で

“Apri tutte la coperchi,per favore !”
“Si !”
“Grazie !”
“Prego !!”
11月2日から出発、11月14日帰国の予定で組んだ旅行。
北海道→タイ・バンコク→イタリア・ローマ→タイ・バンコク→北海道のルートで、
タイ航空を利用した空の旅。
いきなりですが、その帰りの飛行機のエピソード。
介助者を連れて行っていない私は、アテンダントに頼みます。
成田直行の飛行機のため、日本人のアテンダントは2名乗車。
あとはイタリア人です。
夕食と朝食は、日本かイタリア食。せっかくなので、イタリアをチョイス。


私は、蓋を開けることができないため、アテンダントに頼みました。
搭乗する前に、覚えたイタリア語を使って、全部蓋をとってくださいとお願い。
にこにこと快く開けてくれました。食べ物が配られたのは全部で3回。
ほかの職員が運びに来ても、「わかっているよ☆あいつに聞いているよ!」
と引き継がれているのが嬉しい。
現地の言葉で話しかけると、たいていは驚かれます。
「どこでならったの?学校で習ったの?」
一番難関なトイレ介助も
“Per favore,vorrei andare a bagno”と頼んで、
2、3人掛かりで動いてくれて、チームプレイもすごかったです。
私は、移動や着脱など全てに介助が必要なため、
狭いトイレの中では少し大変であることは確かです。
そんな中、3回も連れて行ってくれました。
しかもアテンダントのチーフのイタリア女性スタッフが、
度々私の様子を見てくれて、一人だけでも安心できる機内でした。
ここでおかしいのは、私の帰りはアリタリア航空というイタリアの飛行機で帰ってきたこと。
急遽、便が変わったのです。
しかも帰国も1日伸びて。
アクシデントがあったあとの帰りの飛行機で、
内容の濃いこの旅を噛み締めていたのでした。

覚えたイタリア語を復習しながら、おやつのビスコッティをつまむ☆

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