生きる

尊い命

昨日、札幌の同級生の友人が亡くなったというお知らせが来ました。誤嚥性肺炎になり、治療をしていたものの回復できなかったということでした。そのことを知ったとき、とても悲しく、さらに、しばらく連絡を取っていなかった後悔も重なり、言葉で表現できないほど悔しい気持ちになりました。

たしか、彼女は7年以上前に人工呼吸器をつけ始めました。その後も精力的に活動を続けていました。きれいで、頭の回転が早くて、はっきり発言する彼女とは、コロナ禍で会えなくなってしまっても、ラインで意見を交わしあえるほど、対等に話すことができました。

会議で発言するときは、声が出ないので、ほとんど口を動かすのみでヘルパーさんに伝えて、ヘルパーさんが彼女の声をリピートするという方法を使っていました。ヘルパーさんの読み取りと、彼女の口の動きがほぼ一緒なのがわかります。ヘルパーさんと良い関係をつくっていかなければ、彼女の発言をそのままの言葉で伝えることはできなかったと思います。

彼女の存在をいつまでも忘れない。

そして、時間は有限であることを忘れないで、

人を、出来事を大切にしなくてはいけないと思いました。

 

 

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