生きる

幸せな生活を変えないために、障がい者もヘルパーも考えよう

「そろそろ、外に出られるな〜」と少し気持ちが高ぶっている。北海道では、雪が例年より早く解けてきているからだ。新型コロナ・ウィルスの関係で、緊張感が少しずつゆるくなってきている。中心街の人の数が少し増え始めているそうだ。

ヘルパーさんが毎日マスクをしてきてくださる。私は外ではマスクをしているが、家の中では一人暮らしなのでマスクをしていない。ヘルパーさんも私も、お互いに風邪さえもひかないように、自己管理をしている。普段からしてきたけれど、今回の場合は、緊張感がどんどん増してくる。

ヘルパーさんを利用している障害者、家族の介助を受けている障害者は、本人またはヘルパーどちらかが新型コロナ・ウィルスにかかれば、生活ができなくなってしまう。

おいしい食事もできない

水さえも飲めない

トイレも、入浴もできない

ベッドに移れない、朝は起こしてもらえない

どうしてかというと、生活のサポートをしてくださるヘルパーさんが来られなくなってしまうからだ。

もし、本人がかかって入院をしても、病院では症状の治療をできても、寝返りを打つ、水分を取る、汗を拭くといったことは、ほとんどできないといっても良い。ずっと前から、普段の入院さえも、病院でもヘルパーさんのケアが受けられるように、多くの障がい者が訴えてきたのだから。

れいわ新選組の木村英子氏は、政府と与野党のコロナ対策連絡協議会への参加ができなかったという。障がい者や高齢者の方々が在宅での生活を続けていくために、声を上げていく必要があるのに残念な結果となっている。

一人の障がい者に対して、5〜10数名のヘルパーさんが携わってくださっている。一人ひとりが、自分の健康管理や衛生に気をつけている中、個人では限界があることも政府に知ってもらわないといけない。

おいしい食事、おいしい食事を普通に食べられる、今の生活をこれからも続けたいのだから。

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