今日はヘルパーさんに集まっていただき、ミーティングを開いた。そのときに、「自分の生活をつくっていくためのヘルパーとの関係」について話をした。その話が案外おもしろいと思ったので、リメイクをしてラジオにした。内容は、動画の下に書いているので、参考にしてください。
- テーマについて
- ホームヘルパーとホームヘルパーを利用する側の関係について
- 障害者や高齢者の方、ヘルパーの仕事をされている方、人との関係性について考えたい方
- ホームヘルパーは、日常の家事や身体介助を担う役割を持っている
- 体に生まれつき障害があったり、事故や病気、高齢などで体が不自由になった場合に利用できる
- 特殊な関係
- 自宅に他人が決められた時間で入る
- 利用者側のプライバシーをある程度知る・知られる
- 国の制度で運用→今日はこれについては触れず
- 「生活」という誰もが共通していることなのに、難しい
- 利用者、ヘルパーがそれぞれ抱える悩み
- 他人へ頼むのを遠慮・過剰
- 利用者との距離感がわからない
- 利用者のライフスタイルに合わせることが難しい
- 利用者、ヘルパーがそれぞれ抱える悩み
- でも、同じ人間関係なので、考え方をいろいろ持っていればクリアできることもあるのでは
- 恋人関係の例で、お互いに好きな度合いと言うのはいつも50%と50%とは限らない。
- 時に30%と70%かもしれないし、時に60%と50%で100%を超えているかもしれない
- でも、20%と10%で合計が30%だけでもう別れているかもしれません
- ヘルパーと利用者は、何に対してどれぐらいの割合の力を入れていくか
- 明らかな役割
- 利用者:自分の生活をどうしたいか、何をやってもらいたいかを考えていくこと
- 生活スタイル
- 日中は何をしているか
- 将来どうするのか
- ヘルパー全員に知ってほしいこと
- 介助者:ルーティン、頼まれたことを行う
- 私がこと細かく何度も伝えると、生活をするだけで疲れてしまう
- 利用者:自分の生活をどうしたいか、何をやってもらいたいかを考えていくこと
- 介助中のお互いのコミュニケーションは、どのくらいお互いに意識していくか
- 1人ではできない
- お互いに共通認識を持つためには、お互いにどれぐらい理解しているかと言う確認作業が必要
- 私の方でわかりやすく伝える、様子を見て伝え直す
- 介助者は理解していることを態度に出す、もしくは確認する
- お互いに価値観や言葉の捉え方、体調は違うので誤解は避けられないこと
- でも、その確認作業はヘルパーさんの方からしてもらうことが必要。
- 私のわかる範囲も限られている
- 10数人のヘルパーがいるので、それぞれに3%の力を注いでも、30%はヘルパーに意識を使っているので、それ以上気を回せない
- 介助に入っている頻度、皆さんの得意としていることを不得意としている事は違うので、そこのギャップを埋めるためにコミュニケーションが必要だ
- 私が倒れた場合(5%しか努力できない)に、きちんと休める体制を作りたい
- 明らかな役割
- 介助以外のことでお互いの関係性の中でつくっていくことは大切だ
- 会話の中で人間性がわかってくる
- 適度な距離を保たないと、どちらかが苦しくなる
- いい出会いがあることも確か
- 関係の種類によって、「何にたいして」どれくらいの割合お互いに意識していくかが違う
- 恋人関係、夫婦関係、家族
- 生徒と先生
- 友人関係
