久しぶりにブログを書きます。本の執筆を本格的にやっているため、ブログを書く時間がなかなかありませんでした。今度は、本を書いている中での私の気持ちを書いていこうかなぁと思っています。
今日は、北海道に帰った話をしたいと思います。2020年に移住をしたとき、北海道で作ってきたヘルパーチームを解散させてしまうことで、もう北海道には戻れないかもという覚悟を持って行きました。介助が必要な人にとっては、介助をマスターしてもらった慣れ親しんだヘルパーさんと別れることは、とても大変なことです。それでも、一旦リフレッシュしたかったので思い切りました。自分で決めたことは、やっぱり後悔しないです。環境が変わることはストレスでしたが、その後に得たものはとても大きかったです。
さて、今回は3年くらいのコロナ禍でずっと会えていなかった人に、北海道へ帰省して会うことにしました。どうしても、関西からのヘルパーさんは2泊3日の付き添いが限度なので、長く滞在ができません。だから、絶対会いたい人を決めて、計画を立てました。それでも、もっと長く滞在したいと思い、北海道で介助してくださるヘルパーさんを探したり、前のヘルパーさんに声をかけて、何とかもう一泊できるようになりましたよ。
ヘルパーさんの体制を優先せず、私の希望を優先させる。
そのマイルールを基本にしたいものです。
協力してくださる方を増やしていこうと思っています。
人生は一度きりですからね。
結果的に、3泊4日の帰省で、両親と、友人2人と、人生の先輩3人と、最後まで働いてくれたヘルパーさん方と会うことができました!!
そのうちのお一人が、小山内美智子さんです。小山内さんの手料理がめちゃくちゃ美味しかった!!イクラののった五目ご飯、優しいお味のお味噌汁、かき揚げ、きんぴらごぼう、ポテトサラダ、アボガド、きゅうりの塩麹の漬物など。旬のお野菜をいただいたとのことで、その旬のものを使ってフルメニューで迎えてくださいました。
「あなたの原稿は、最近、イキイキしているわ。前は、表情も怖かったし、原稿も面白くなかった。関西に引っ越してよかったわね。原稿に出ているわよ。」
小山内さんはいつも本音を言ってくださる。
とても貴重な存在です。
いつもは離れているけれど、どこかで見ていてくださる。
今回、お話できた方々との時間で、離れていても変わらない付き合いの大切さを実感。
ときどき、いつもの日常の中で、気持ちが落ち込んでしまうときがあります。
でも、会いたいと思って会えた人と、いつもと変わらないやりとりができたとき、ホッとする瞬間が自分の心の中に戻ってくる感じがします。
冗談言ったり、真面目なことを話したり、言い合いになったり、励まし合ったり。
短い滞在でしたが、たくさんの私の気持ちが復活しました。
故郷は、一生の私の居場所なのかもしれませんね。
離れても 胸まで届く 懐かしき人の香り