食べもの

旬なエネルギーでパワーをつける

先日、大きな春キャベツが届いた。人間の頭よりも大きそうなズッシリと重たいキャベツ。新しい食材を手に入れると、「さて、どうやって調理しようかしら」と頭がフル回転する。食べ物はもちろん、思考を働かせることが、私のエネルギーの源(みなもと)になっている。

そういえば、ラジオで「その季節ごとの旬のものを食べることは、そのときの一番エネルギーのあるものを体に取り入れること」である、といったことを話していた。今、生きているこの瞬間に、そのとき取れたての生命力があるものを食べることで、「今の季節を感じ、今の季節に合っている食べ物で、エネルギーと栄養を摂ることができる」そうだ。

今は、寒い冬が明けて、春に向けて、眠っていた体を起こして元気をつけるために、葉物の野菜やたけのこを食べることが一番いい。今年は、普段の外出さえもできない社会にいるため、山菜を取りに行く人が減っているだろう。毎年のように山菜を取りに行っている友人に、おすそ分けしてもらおうと思ったのに、連絡を取ったら、行っていないようなので残念だ。

私は、食材をたくさん使って豪快(ごうかい)に調理をする。少しずつ使っていくと、どんどん悪くなってしまうのが嫌だからだ。何事も「今、やる」ことが一番。できるときに、後悔しないくらいたくさん使っていく。これで、キャベツ6枚分。

私の定番レシピである「キャベツとイワシ、トマトのサラダ」のできあがりだ。冷凍しておいた自家製のかき揚げを添えたうどんと、いいコラボレーション。食べ物に感謝、感謝。

目に見えないウィルスには不安ばかりだけれど、目に見えるエネルギッシュな食べ物や、変わらないでいてくれる自然の景色を楽しまないのは、もったいない。部屋から一歩も出ない日々を2週間過ごしている(昨年11月から月2回の外出が始まる)が、それで救われる命があるなら、私は自宅でできることをするだけだ。その生活ができているのも、ヘルパーさん方のおかげだ。

ヘルパーさんの一人からホットサンドメーカーを貸していただくことになり、さらに料理に磨きがかかりそう。

自分の心を強くし、柔軟にすることを続けていき、ヘルパーさんや友人を助けられるようにしていきたい。

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