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忙しい時期が静まるころにふと思うことがカナメ

もう少しでお勤め先や友人などとの忘年会は終わりましたか?今が一番、1年の中でやり残したことはないかと必死になってしまう頃かもしれませんね。以前は私もいつもそのような気持ちでしたが、この1年はやりきったかなと安堵しているところです。

このシーズンに限らず、いろいろな事情で忙しい時間を駆けめぐり、ただただその場に起こったことに対応していくしかない時期があります。仕事、家事、家庭の急な状況変化、人間関係のトラブルなど。直近の私は、ここ2週間は新しいヘルパーさんの面接や研修で忙しく、心が落ち着かない日々を送っていました。来月もご縁あって何人かとお会いする予定ですが、お互いに会ってみないとわからないため、いつもつながるかわからない綱(つな)を引っ張っている感じです。引っ張ってみると、切れてしまったり、引っ張られてひきづりこまれそうになったりなど、ヘルパーさんに限らず、人との出会いは怖いものです。

私たちは、人間関係に限らず、その綱の先端がどうなっているかわからないものを自分のところに引っ張ってみながら、自分の経験値を増やしていっているのかもしれません。その未知の行いは、そもそも怖いものなのだと思います。ただ、自分のところに溜まったいろいろな綱(つな=ここでは経験のこと)を、どこかに置いたり、投げたり、人に手渡したり、思い出箱にしまったり、燃やしたりと自由にできるから(できるとしたら)、未知のことでもやってみることができるのだと思います。うん、なるほど、そう考えると、引きづりこまれたら、自分の思うように身動きできなくなるので、その綱はパッと手を離した方がいい気がします。

今日の私は、少し忙しさから解放されています。解放されたものの、疲れが逆にどっと出てきたので、綱を引いていたのであれば、疲れても当たり前だわと思いました。忙しい時期から解放されたときの、この一瞬の時間に、自分の素直な反応を知ることと、それを受け入れることが大切なんだなと思いました。少し頑張ったあと、1日の終わり、何かの節目に、今抱えていることが終わったあとのホッとする瞬間が要(かなめ)です。

もうそろそろ、寝たいと思います。

それでは、気ままなナイトをお過ごしください。

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