なぜかなんでもネガティブ思考になってしまう日がある。
今日の午前中はそのスイッチが入ってしまった。
ぐちぐちぐちぐち…来てくださったヘルパーさんに話をするだけならいいものの
私が部屋の掃除を頼んでおきながら、
話も聞かなければならないという状況で、少し大変だったかなと反省。
たいてい、世の中の人の考え方や恋愛の話などとりとめのないことなので
結果的に引きずらずにスイッチが切り替わってしまう。
切り替わるタイミングが早いので、
ヘルパーさんは「ついていけないですよ~」と突っ込みをいれてくれた。
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今日は、自立生活センター・NPO法人いちご会の会合だった。
小山内美智子さんという脳性まひの女性は、私が尊敬している方の一人である。
札幌で障害者が生きづらさを感じずに生活ができるように運動をしてきた。
入所施設で暮らすことが当たり前の世の中だった1970年代から、
障害があっても、アパートを借りて、一人暮らしや好きな人と暮らして生活ができると
身体をはって行動を起こしてきた方だ。
これまでの間、社会とのぶつかりや、思いの強い障害者との結束やぶつかり合い、
介助者を必死に集めて自分の生活を作り出す苦労を経験され、
人間の嫌なところをたくさん見てきたのだと思う。
その中で生きるには、自分のプライドを持たないといけなくて、
「小山内さんはね…。」と口を濁して、避けるような方もいた。
私はその時代を生きていなかったので、その頃の小山内さんを知らない。
でも、一番人間らしい小山内さんには、憧れを抱いている。
もちろん、私には私の生き方があるけれど、小山内さんの存在は貴重だ。
そんな貴重な存在の方は他にもいて、ふと思い返すと、「私は幸せだ。」とまた気づく。
気づくけれど、また忘れてしまい、視野が狭くなってしまう。
そして、また気づく、の繰り返しだ。
「障害者であっても、自分の生活だけが良いと思ってはいけない。
ヘルパーさんの仕事が敬遠されたり、周りの理解がまだまだなのは、
障害者も頑張って示していかなければならない状況だからだ。」
と小山内さんは話していた。
障害の程度や生活の状況は人さまざまなので、同じようにはいかないけれど、
一人ひとりができることをやる必要があるのだと思う。
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心のもやもやが少しおさまって、夜中なのに急にパソコンで文章が打ちたくなった。
今日は23時までのケアだったのだが、会合があって帰ってくるのが遅くなりそうだったので
何日か前にピンチヒッターのヘルパーさんに連絡を取った。
23時から翌朝の8時までいてくれることになり、就寝時間も自由になる。
1か月に1,2回、他のヘルパーさんが対応できない時にいつも頼んでは、
快く引き受けてくれるピンチヒッターさん。
とてもありがたい。
ヘルパーさんは永遠にいるわけではない。
常に出会いを作って、ヘルパーさんという仕事の存在を発信していく。
今月から来月にかけて、関心を持ってくださった3人の方に個別でお会いすることになった。
ぐちぐち言っていられないな、でも、吐き出すことも大切。
同じことを繰り返しながら、生きていこうではありませんか。
同じことの繰り返し
