あいうえおエッセイ

健康のために、柔軟になりすぎるな

健康がとても大事だ。という話を書きたいのだが、久しぶりになんだか調子が悪い。そもそも、健康ってどんな状態?っていうのは、人によって違うのだと思う。私の場合、頭痛がないときが、健康だ。先週は、こんなに世の中ってすばらしいんだと思えるくらい、ノン頭痛だった。考え方がすっきりとクリアで、将来がとても明るく見えた。でも、頭痛が復活すると、将来に不安を感じるくらい不安定になっていく。その変化をものすごく感じている。

よくよく考えてみると、ずっと調子が良いなんて現実的ではない。外の気温や湿度は変わるし、食べるものも違う。外に出れば出会う人や、耳に入ってくる言葉も違う。昔、自分がもうこれ以上不健康にならないように、すべての刺激をシャットアウトしていたことがある。外からの刺激、例えば、周りが自分に言ってくる言葉とか、テレビから聞こえる芸能人の言葉とか、インターネットで現れてくる言葉とか。自分が聴きたいか聞きたくないかを選択させてもらえずに、ただただ流れてくる感覚だ。少なからず、自分ではコントロールできないことが出てくるから、否が応でも「自分の気持ちが柔軟にならなくてはいけない」。

私は、それは大事なことだし、必要なことだと思っている。でも、いつも外の刺激に合わせることなんてできない。自分が譲れないところがあってこそ、外の刺激に押されないで、自分の健康を保てるのだと思う。

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