つぶやき

何回も悩む。もう休もう。

体の調子が悪いと、気持ちまで沈むことはありませんか。私は、よく頭痛に悩まされるのですが、そのときに、過去の嫌だった経験を思い出すことがあります。特に「後悔したこと」を思い出すことが多いのですが、たいていのことは「自分ではどうしようもできなかったこと」が多いことにも気づいています。だから、「あのときは仕方がなかった」と思うようにして(笑)、自分を責めないようにしています。でも、一方で、「本当の自分を出すことができなかった」ことに後悔しているのです。

さて、今日は、何回も悩むことについて、どうしたらいいかな〜とダラダラと考えてみたいと思います。

1人でぼーっと考える

ある朝、目が覚めて、ベッドの上でぼーっと考えごとをしていました。ヘルパーさんが来る前の時間。ちょうどよくカーテンから朝日がかすかに漏れていて、静かな空間の中でもあったので、ふと考えるのにちょうどよい時間でした。

私の一生は、ほぼ24時間、ヘルパーさんがいる生活。とにかく色々な方と出会ってきた。色々な生き方の人々が、毎日、私の家に出入りする。精神的にはかなり忙しいけれど、これが私の人生だと思って毎日を過ごしてきた。その日その日で、ヘルパーさんも私も気持ちや体の状況は違うし、関係ができてくると介助がスムーズになる一方で、親密になって一線を越える(その一線はどこなのか、人それぞれだから、これまた複雑)と介入が行き過ぎてしまう。

利用者として、ヘルパーさんに自分の生活の細かいところまで守ってもらおうとしても難しいし、「そこは柔軟に考えよう」というところが増えすぎると「自分の生活ではなくなっていってしまう」ような気がする。これまで、「言いすぎたり」「言わなすぎたり」がたくさんあって、分かり合えないまま、関係が終わったこともあった。

ヘルパーさんの話を聞きすぎて、たいていは悩み相談のことが多く、自分の時間なんだか、ヘルパーさんの時間なんだかわからなくなってしまったこともあり。でも、少し聞くことで、介助がスムーズになっていくこともある。その加減がとっても難しい。

他人の考えていることはわからないので、いつもどう伝えていったらいいのだろう?と思っている。人によって、伝わりやすい方法が違うので、なおさら難解だ。

そんなことをベッドの上で考えていました。これまでヘルパーさんとうまくいかなくなるたびに、私の努力が足りないと落ち込んできました。けれども、あの時は、あの時の自分ができることをやってきたので、自分を責めるのはもうやめにしよう。

そんなことをぼーっと考えていました。

何回も悩む時って、たいてい同じ悩み

悩んでいる時ってたいてい、前に悩んでいたことを繰り返し考えている時。若い時から悩んできたことを、10年以上経っても悩んでいる。これって、私だけでしょうか。

「この人、苦手だな…関わりたくないな…」って思った時は、たとえ相手が別々の人であっても、たいてい同じような性格の人や、同じような場面でつまずいたり、「自分の気持ちが言えない」と思う場面はいつも大事な時だったりと、「また、ここで悩んでいる私は、ダメだな…」とさらに悩んでしまいます。

もし、自分の中で「また悩んだ」と思ったなら、それ以上考えても進むことはありません。その時は、一度休んで「保留にする」か、信頼できる人に相談するか、考え方を思い切り変えるか、どちらかをした方がよさそうです。私は、悩んでいると、自分のエネルギーが減っていくばかりなので、気持ちが減りすぎて、日常生活さえもできなさそうなら保留にしてしまいます。

「考え方を思い切り変えるのは、何年、何十年もかかること」だと思うので、気長に考えた方が気持ちも楽になります。人に相談したり、本を読んだり、Youtubeを見たりして、いろいろな人の考えを聞いて、その後に、それを聞いた後の感想を書いたり話したりしてみると、徐々に楽になっていくと思います。

 

そもそも悩む前に、体調を整えた方がよさそう

とても気付きにくいことなんですが、「悩むのにも体力が必要」なんですよね。さらに、体調が悪いほど、物事をさらにネガティブに(悪い方に)考えてしまいます。ということは、つまり、体調がいつも以上に悪い上に、さらに悩んで体力がなくなってしまうという悪いことしか起こらないと言えます。

そういう時は…悩むのをやめて、体調を整えた方がいいです。ついでに、「体調が悪いから、悪い方に考えてしまうのだ」と言い訳をして、いったん、悩むことを放棄してみること。

そして、眠いならベッドで暖かくして寝たり、好きな食べ物を食べたり、温かい飲み物を飲んだり、体に良いことだけをする。

ここで、お菓子などを爆食いしてしまいそうになりますが、(そうなってしまっても良いけれど)お腹を壊したり、罪悪感をもったりするなら、少しずつ他の方法に移していくことをしてみた方がいいかもしれません。私は、ストレスが高かった時は、スターバックスに毎日通って甘いドリンクばかり飲んでいたし、ポテトチップスを爆食いして具合が悪くなっていました…。その時は良くても、後で体に響いてしまうのは良くないことだと後で気がつきました。

昔、寝ていることが多かった時、ヘルパーさんに「また寝ているの?」とため息混じりに言われた時はショックでした(というよりイライラした)が、自分にとって必要なことなら、その時は仕方がないことだったと、今でも思います。

 

コップのように、私の器(うつわ)にも限りがある

悩んで悩んで、悩み続けて、センチメンタルになる(私は悩んでいる、ということに浸っている)のもありですが、結局、「悩みを入れる器」の大きさにも限りがあると思っています。コップの水があふれ出すように、悩みだって入れすぎるとあふれ出してしまう。

コップの中は半分とか3分の一くらいの悩みでおさめておいて、残りは「保留」ということでどうでしょうか。もし、自分で悩もうとしていないのに、悩みの種が周りから降ってきたら、「今は、そんなにコップに入れないでよ。」と言いながら、外に出していけばいい。

きっと、勝手に涙が出てくる現象は、コップの中の悩みが多すぎてあふれ出してしまうから起きるのだと思います。うまくいかないことに、知らないうちに、悩みが溜まってしまって、外に出すとか保留にするとかがわからなくなってしまう。私はよくありました。

でも、あふれ出すことを繰り返すことで、「私のコップの大きさはこのくらい」とわかってくるようになるので、安心しておきましょう。

 

今日はここでお開き!と、残りの悩みは投げてしまう

時間は無限にあるわけではなく、一日一日の時間も決まっています。私は、ずーっと悩みすぎて、他のことに手がつかないことが多かったのですが、「もう十分悩んだから、今日はここでお開きにしよう。」と言い聞かせるようになったら、楽になってきました。

先ほど、悩む時はたいてい同じ悩みだと言いましたが、またどこかで悩むのですから、今、そこまで一生懸命悩まなくてもいいのです。「どうせ、また悩むなら、とりあえず休もうか…。」それくらい緩く考えた方が楽になってきます。

 

もちろん、「悩んでいる渦中は、そんな余裕なんてないよ。」と言われそうですが、出口の見えないトンネルを歩くより、天井や横に穴は開けておいて、いつでも横道にそれるようにしておくといいのかなと思っています。一番は、出口が見えた方が、暗いトンネルの中を歩いていても、楽しめるくらいの余裕ができますけどね!

 

今日は、そんなことを考えてみました!

では、また!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です