シンプル

ものをへらしすぎても、もどせばいい

前のブログで、うどんを鍋で食べてみたという話を書いた。そのときは、食器のどんぶりを手放していた。

それはそれで良かったのだが、なんだかしっくりこなかった。トライして初めてわかったことは、私は食器が好きだということだ。なんでも、やってみてわかってくるとはこういうことか。ものを減らしてみて気づくことは、私に必要なものは何か?ということだと改めて思った。

前の大きなどんぶりは、リサイクルに出したので、再びリサイクルセンターに行って、自分の好みの食器がないか探してきた。近くにリサイクルセンターがあると、気軽に自分の使っていた食器を手放し、他の食器を持ち帰ってくることができるので、便利である。

前に持ってきたデザインと少し似ているが、サイズがコンパクトなものがあったので、一目惚れしていただいてきた。やっぱり、私の場合は、食器で食べた方が心が落ち着くようだ。

以前のどんぶりは、少し大きめで、底が深くて少しすくいづらかった。今のどんぶりは、色の系統が前と同じミドリで、サイズは私の食事の量にぴったりあっている。この出会いがおもしろい。

新品を購入するのもいいが、誰かが使っていて手放したものを、使わさせていただくのは、不思議なご縁を感じる。しかも、寄付程度のお金で、巡り合わせで好きな食器を使うことができる。

ものの片づけをするときは、捨てるのがもったいないものもあることや、自分は使わなくても、誰かが必要としているものもあることを頭に入れておくと、「捨てなきゃ」という固定概念にとらわれずに済むかもしれない。

捨てるのは一過性の行為(必要なときももちろんある)だが、リサイクルは循環のある行為。時間はこちらの方がかかってしまうが、それを考える心の余裕を持って片づけをしていきたい。

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