本・映画・作品の感動 あるヘラジカの物語 Michiko Noboriguchi 2023年5月20日 この絵本を読んで、すぐに感じたこと。それは、アラスカの草原の季節の移り変わりと、そこに生存する生き物たちと共に漂う風の流れだ。大きなヘラジカのオスのツノが、生命の移り変わりを想像させる。2匹のオスのツノが絡まったまま、ただそこに残っていた。そこにはどんな物語があったのか、その想像力に惹き込まれた。